2015年4月30日木曜日

腰痛悪化。次回予約日時前に、急遽、病院へ

編集部「パパ」です。
介護記録。

朝、父から電話。
腰痛が悪化。痛みがひどいという。

本日、4月30日。
自営業者としては、銀行処理日だったり、月末更新日だったり、GW前の貴重な営業日だったり…とにかくバタバタ確定デー。
しかし、腰痛は、そんな自営業者の事情はかまってくれない。

とにかく、病院へ。

北千葉整形外科の外にあるスカイ薬局

病院到着後、待つこと1時間。レントゲン室へ。

ボクが付き添いをしてレントゲン室に入るのは3回目。
今回は、担当するのは、いつもの医師だが、父親がレントゲン後に起き上がる時、「手を貸しましょうか」とはじめて手伝ってくれた。

腰痛の父親は、ひとりで起き上がろうとすると腰に激痛が走るそうだ。
そのため、レントゲン後、起き上がるのを手助けするために(極端な話し、そのためだけに、)病院に行くときはボクが付き添いをしている。

レントゲン室の医師が手助けしてくれれば、病院へは1人で行けるそうだ。
(ボクは、自営業者だから、時間をやりくりして付き添いできるが、会社員だったら、このためだけに会社を半日~1日休むことになる。大変だ。)

その後、診察室へ。
医師は、レントゲンの結果を見ながら説明する。

「圧迫骨折」による腰痛という診断は変わらない。
生活する中で、自然と治す他はないそうだ。
動かないで寝て過ごすのがベストだが、それだとこの年齢だと、寝たきりになる。だから、適度に動きつつ、骨折が自然に治るのを待つしかないそうだ。

痛みがひどくなったので、痛みを和らげる薬を処方してもらう。
北千葉整形外科の外にあるスカイ薬局へ。

帰宅する。

2015年4月22日水曜日

腰痛で外出できない父親のために新幹線50周年記念硬貨を買いに郵便局へ

介護とは直接関係ないが、記録を残す。

本日、新幹線50周年記念硬貨の発売日。
発行枚数限定で発売するとのこと。郵便局に行けば帰るそうだ。
腰痛で外出できない父親のために郵便局へ行ってきた。

買うものも、買い方もわからなかったが、とにかく、開店時間、郵便局に行けば買えるという。
わけもわからず、9:00開店前に、郵便局へ。

8:55分に郵便局員に案内されて、ゆうちょ銀行の窓口に並ばされる(↓)。予想に反して、記念コインを購入しようと10人以上が待っていた。うちの父親と同年代のご老人もけっこういた。


記念コインセットは、5枚500円。
1人2セットまで購入できるとのアナウンスだったので、ボクとママの二人で2セットずつ4セット購入した。(「買えるだけ買って欲しい」との父リクエスト)

腰痛で外出できないからこそ、こうしたエンタメも大切。これで喜んでもらえるんだから、お安いご用だ。

2015年4月18日土曜日

地域包括支援センターから芋づる式にサポートの輪。連絡翌日に介護ベッドとトイレ補助具が届く

編集部「パパ」です。
介護記録の第3弾。

前回のブログに書いたように、昨日(4月17日)、地域の窓口経由で地域包括支援センターへ連絡した。

【参考資料】介護。困った。まずは、地域に相談すべし!地域(役所)から地域包括支援センターを紹介される( http://inagech.blogspot.jp/2015/04/blog-post_17.html )

その続きを記録する。

連絡してから1日で届いた介護ベッド

 電話連絡の翌日、介護ベッドとトイレ補助具が届いた!

本日、土曜日だったが、地域包括支援センターの紹介による社会福祉法人の担当者が介護ベッドとトイレ補助具を置いていった。

昨日、担当者がすぐに介護が必要な父の家を訪問。本人が希望する器具をヒアリングして、翌日の今日、持ってきた。

素早い対応に、後から聞いたボクも驚いた。

電話連絡後、芋づる式にサポートの輪が広がったわけだが、どのような連携だったか、もう一度、確認の意味で、まとめる。

 父親

   ↓(千葉市の居住区の福祉窓口に電話)

 千葉市・居住区の保健福祉総合相談窓口

   ↓(住所最寄りの地域包括支援センター「千葉市あんしんケアセンター」に転送)

 住所最寄りの地域包括支援センターの担当・社会福祉士が電話応対。その後、家庭訪問。

   ↓

 家庭訪問した社会福祉士の紹介による社会福祉法人の介護用品担当者が家庭訪問。
  翌日、ベッドとトイレ補助具を持って、再度、家庭訪問。


 介護ベッドのレンタル費用はわずか月1,000円

父親の家に介護ベッドを搬入する時には、ボクも同席した。

配達の時間に、まず表れたのは、社会福祉法人の介護用品担当者。
設置場所を確認後、ベッドを組み立てに入った。
ベッドを組み立てる時間を使って、居間で、契約や費用について説明があった。

ベッドの組み立ては、専門の方が別に2名きていた。ベッドの後、トイレ補助具を組み立て、組み立てた2名は別件のため家から出ていった。

担当者からの詳しい説明は省くが、必要について、記録しておく。
介護ベッドのレンタル費用は、わずか月1,000円という説明だった。介護認定のレベルによって多少変動がある旨を伝えたが、月1,000円が月1,400円になるといったレベルの話。

トイレ補助具についても同程度の費用だ。



 介護ベッド、購入すると10万円は下らない

介護ベッドは、モーター数によって(1モーター/2モーター/3モーター)も値段は違うが、購入すると、10万円は下らない。

レンタルベッドが届く当日に、一応、近所の家具屋で介護ベッドをチェックしたが、その店で一番安いので、こんな(↓)感じ。


介護用品担当者に聞くと、介護用具の中でも、ベッドはレンタルするに限る、とのこと。
社会福祉法人から、非常に安い価格で借りられるし、壊れても修理の必要もない。また、不要になったり別タイプに変えたいときにも処分に困らない。

ただし、レンタルの場合、「不注意以外の破損は全額弁償」「加工ができない」といった欠点もある。認知症が原因で破損した場合も全額弁償。動きやすい位置に手すり等を付けたくても付けられない。

知っていれば、レンタルを選択するのだろうが、レンタルの存在を知らずに購入している人も多そうだ。

2015年4月17日金曜日

介護。困った。まずは、地域に相談すべし!地域(役所)から地域包括支援センターを紹介される

編集部「パパ」です。
介護記録の第2弾。


 介護。困った。まずは、地域に相談すべし!

父親からの突然の腰痛連絡から1週間。
外出できない父親の夕食の買い出しやベランダ植物への水やり、ゴミだし、古新聞だしなど、毎日のサポートが続いた。

外出できなくなった父親は、親戚や知り合いへ電話する機会が増えてた。
そして、電話で似た境遇の人から話を聞いたようだ。

「役所に相談したら、相談員が来てくれて、介護用ベッドを持ってきてくれた」
「病院へのタクシー代も保険が下りるらしい」(※タクシー代については後日まとめる。これはウソ)

間違った情報も含めて、いろいろ情報収集した結果、まずは役所に相談するのがいいと父親は判断した。
父親のここからの行動は早かった。

自宅にとっておいた「ちば市民便利帳」(下)を探しだした。


ネットで調べると、これは、2014年6月に、千葉市内の全家庭に配布されたものらしい。
同じ千葉市内に住む我が家は…捨ててしまったかもしれない。少なくともどこにあるのか分からない。

しかも、すでに以下のページに付箋が貼ってあった。「高齢者の方のための相談など」というページ。区の相談窓口の電話番号が書かれている。


後から聞いた話だが、電話すると、すぐに最寄りの「あんしんケアセンター」につないでくれたそうだ。担当者(後に、社会福祉士の方と分かった)が出て、すぐに自宅に来てくれたそうだ。すぐに。

そして、電動ベッドとトイレの補助器具があることをヒアリングすると、業者に連絡。翌日には、電動で起き上がりをサポートするベッドとトイレの補助器具が取り付けられた。


 介護には、地域包括支援センターのサポートが受けられる

こんな状況になって調べて知ったこと。
2006年4月より、全国の市町村に「地域包括支援センター」なるものが出来た。要介護者と要介護予備軍を地域ぐるみでサポートしていこうという制度だ。

千葉市の地域包括支援センターは「千葉市あんしんケアセンター」という名称がついている。手元の資料では、区ごとに4~5つあり、基本的に最寄りのセンターが対応してくれるようだ。
「千葉市あんしんケアセンター」は、千葉市が民間の社会福祉法人や医療法人に業務委託し運営している公的な機関。相談料は無料。月曜日から土曜日に営業(時間外や日曜日でも電話対応してくれるそう)。

両親が健康でも、この地域の窓口(千葉市の場合、千葉市高齢福祉課または区の保健福祉総合相談窓口)を調べておいたほうがいい。
千葉市に限らず、どこの地域でもある用意されているはず。
連絡窓口さえ分かれば、あとのことは、やってくれる。プロに任せられる。

【参考資料】千葉市:千葉市あんしんケアセンター(地域包括支援センター)( https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/hokatsucare/anshincarecenter.html )

【参考資料】千葉市:市役所コールセンター( https://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/kohokocho/callcenter.html )
※手元に、千葉市高齢福祉課の電話番号もありますが変更や対応が変わる可能性があるので市役所の大代表のような電話番号を掲載しておきます

2015年4月10日金曜日

突然、介護ははじまった。両親と離れて住んでいる方や会社員の方こそ事前の対策を!

編集部「パパ」です。
今日から、父親に対する介護の記録を付けていく。きっと、似た境遇の方も多いはず。また、不幸にも、これから似た境遇となる方も多いだろうから。

北千葉整形外科(千葉市稲毛区)

 昨日までピンピンしていた父親が、突然、要介護状態に

昼前くらいに、電話が鳴った。

父親から。

声を聞くなりイヤな予感がした。
ちょうど4ヶ月前、やはり父親からの電話連絡を受けた後、母親が危篤。亡くなった。

イヤな予感は的中。
腰が痛くてまともに動けない。病院へ行くので、移動を手伝って欲しい、とのことだった。

電話後、とにかく、夫婦で、父親のもとに向かった。
我が家から父親の家へは徒歩数分。こんな事態も考えて、実家近くにマンションを購入していた。

まずは、事情を聞いた。

数日前から腰を痛めていたが、今朝から悪化。
起き上がるまでに数時間かかった。
ゆっくりと起き上がらないと激痛が走る。
改善の見込みがないので、整形外科に行きたい。

昨日まで元気で、1人で散歩にも行っていた。
母親が亡くなってから控えていた囲碁仲間や会社OB会の付き合いも少しずつ復活していた。

81才。定年退職して、年金生活者。
昨日までピンピンしていたのに、突然、腰の痛みを訴えて1人で起き上がるのも大変になった。
介護が必要になってしまった。


 まずは病院へ。でも介護のアドバイスはない

近所の整形外科は、個人経営的な規模で、これまでいい記憶がないという。
そこで、以前にうちのママが腰痛治療で行ったことのある北千葉整形外科に行くことになった。

北千葉整形外科は、浅間神社の国道14号を挟んではす向かいにある整形外科医院。ここ数年で出来たようで、ボクも、知らなかった。

マイカーで行くという父親を制して、タクシーを呼んだ。
ボクとママも同乗。タクシーで1900円の距離だった。
(タクシーの介護保険適用については、後日、まとめる。)

ボクは、取引先との大切なミーティングを予定していたので、後はママに任せて仕事に戻った。

後から聞いた話。

この後、腰の部分をレントゲンを撮って、診察。
レントゲンでは骨折箇所は見つからない。原因は特定できない。
薬をもらって帰宅したそうだ。


 介護は突然にはじまった。これから事前対策を記録していく

この日から、父親の介護がはじまった。

たんに、よくいる腰痛の老人だが、朝、起き上がるのに数時間かかる。
1人で一歩も外出できなくなった。
外出できないので、買い物ができない。
朝食、昼食は、パンなどですませられるとしても、毎日の夕食はそうはいかない。
我が家が、毎日、夕食を買いにいく日々がはじまった。

そもそも、この時点では、「介護」と言えるものか理解していなかった。

腰が痛いので病院には行ったが、本人もボクらも、どうしていいのか分からなかった。
たまたま、近くに住んでいて、ボクも自営業だったから、突然の腰痛&要望へ対応できたが、遠方だったり、会社員だったりしたら、我が家の生活もどうなっていたか。

まだ両親が元気でも、両親と離れて住んでいる方や会社員の方こそ、これからのボクの記録を読んで欲しい。事前に対策を打てるはずだ。(事前に知っておけば、できる対策がたくさんある!)

これから、父親の介護ネタ、「要介護」というラベルを付けて、このブログで記録していく。